ピンポンの思い出

今週のお題「最近読んでるもの」

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ラジオでピンポンについて語っている番組をたまたま聞いた。

COMIC ATLAS(コミックアトラス)| 漫画podcast:Apple Podcast内の「今よかちったァ楽になんよ・・・ヒーロー」松本大洋"ピンポン"に出会い直す!

アクマの「血ヘド吐くまで走り込め。血便出すまで素振りしろ。」の話のくだりを聞いて、うわぁピンポン読みたいよ〜ってなって電子版買った。
ペコやアクマにあやかって、自分も頑張った先に違う景色を見たかった。

いやぁもう、おもしろいよね...。
ピンポンって漫画も映画もアニメもおもしろいって何、どういうことなの。愛されてる作品だ。

中学のときずーっと映画の公式サイト見てたなぁ。毎日見てた。もう一度見たい。あの頃の映画の公式サイトってコンテンツがいっぱいあったよな...。作りも凝ってたし。

映画って、原作からよくここまで良い意味で変えられたよなぁと思う。おばばや田村とか。
あと「この星の一等賞になりたいの俺は」のところ。漫画だけだとそこまで重要なシーンでもないんだよな。だからはじめて読んだときはびっくりした。映画だと予告編の1番最初に持ってきちゃうぐらい印象深くしてるのに。これ映画つくるの楽しかったろうなー。クドカン荒川良々との出会いでもあった。

ピンポンのこと話しだすと止まらん...。

大人になるとチャイナが好きになるな。

最近のこと

鬱はどうなったか。

最近はちょっと元気になってきた。気がする。

こりゃもーだめんだやってられん!っていう出来事があって、まじめに薬を飲み始めたらから。中島らもの本にも「うつ病はくすりで直ります。あほらしいぐらい、悔しいくらい簡単にと言ってもいい」と書いてあったので。それではと。

でもそれも続いたのは一ヶ月ぐらい。飲み忘れた日が続いてしまって、それっきり。

そしたら病院にも行きづらくなってしまって今は通院もしていない。
いったいいつまで薬飲んでいればいいんだろう?いつまで通院していればいいんだろう...?って漠然と不安だったからちょっとスッキリした。お酒を減らしましょうって言われてるのにぜんぜん減らせてないから気まずかったし。

でもちょっと不安。薬飲んでなくて大丈夫?

いやもともと「薬には期待しすぎないように」って言われてたしな。

元気かも?と感じる理由はヨガや運動のおかげと思いたい。健康的だ。

あとストレスを感じたり「嫌だなー」と感じても「うんこが出た」ぐらいの気持ちでいることを心がけている。汚い話でごめんなさい。でもこれ結構良いんだよな。
伊藤絵美さんの「カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた」に紹介されていた話。もともとは「統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ」という本に書かれていたことらしいんだが。
うんこと一緒で、止めようとか消そうとか後悔しなくて良いらしい。流してしまえば良い。

この話を読んでからだいぶ楽になった。
あー今日ちょっとつらいなっていう日もなくはないけど、まぁなんとかって感じだ。

手帳類図書室 たのしかった

techorui.jp

だいぶ前に何かの雑誌で手帳類図書室の存在を知り、しばらく。
ずーっと、行こう行こうと思っていて、しばらく。

やっと行った!
えいや!の精神でやっと行けた。

行って良かった。

「人の手帳をじっくり見る」という非日常感、背徳感。

日々のもやもやも嬉しかったことも手帳にぜんぶぜんぶ書いてあって、持ち主の人生を感じた。その持ち主は今日もどこかで生きてるんだよなぁって。なんか不思議。

自分の手帳の使い方の見直しにもなった。
手帳に書くことは決して文章になってなくて良いし、単語だけ残すのもあり。そして観た映画や読んだ本がいまいちだったら、正直に「いまいちだった」でいいんだよなぁ。
なんか無理に良いとこを探して手帳に残していた...。

手帳のなかだけでも自分に正直に生きよう。

スタッフの方達もとても気持ちがよく、本当に良い時間を過ごせた。

また行く。